2012年1月1日日曜日

恭賀新春 2012

2012年、あけましておめでとうございます。

2011年は大震災やそれに続く原発事故が発生し、また世界情勢的にも、とても大きな出来事が続いた一年でした。
そして、この姫急西海岸工場も操業開始から無事2周年を迎えることができました。これもひとえにサイトを閲覧していただいたり、コメントをいただいた皆様のおかげです。ありがとうございます。
今年一年、なにが起こるかは分かりませんが、姫急西海岸工場では細く長く話題を提供していきたいと思っております。今後も姫急西海岸工場をよろしくお願いいたします。

2011年8月21日日曜日

クモハ40の編成と所属と車番について

こんにちは、こんにちは。さやみかんです。

リトルジャパンさんのクモハ40半流キットが鉄コレ動力仕様で再販されました。
これを組み立てたときにどの地域のものにすればいいのか調べてみました。

まず、前面形状が丸みを帯びた「半流」ですから

クモハ40の057以降080までの番号が該当します。戦前の仕様で作るのであれば、このすべての番号が使えそうです。

しかし、片運転台のクモハ41に改造された車両、戦災で失われた車両がありますので、戦後の仕様で作るとしたら、番号がかなり限られます。

057 戦災廃車
058 モハ41105に改造 戦災廃車
060 戦災廃車
062 戦災廃車
063 戦災廃車
064 モハ41111に改造 戦災廃車
065 モハ41112に改造
066 モハ41113に改造
068 モハ41115に改造 戦災廃車
069 モハ40800に改造 
070 モハ41117に改造
075 モハ41122に改造
078 モハ41125に改造
079 モハ41126に改造
080 戦災廃車

戦後の活躍として作成できるのは次の車番になります。

059 東オメ 青梅線 ブドウ色
061 東オメ 青梅線 ブドウ色
067 東フナ 横須賀線 ブドウ色
071 東ミツ 下河原線 東京競馬場前 ブドウ色
072 東オメ 青梅線 ブドウ色
073 東オメ 青梅線 ブドウ色
074 東ミツ 下河原線 東京競馬場前 ブドウ色
076 金トヤ 富山港線 青色22号
077 東フナ 横須賀線 ブドウ色

このように調べてみると、クモハ40の半流として作れるのはかなり限られてきます。
水色の旧型国電に仕上げようと思うと076の金トヤになります。大垣にいたのは、平妻タイプになるんですね。奥が深い。

参考資料は、「ガイドブック最盛期の国鉄車輌 (1) (NEKO MOOK (717))」です。

2011年7月7日木曜日

RM MODELS 1999年分バックナンバーで参考になりそうな記事まとめ

こんにちは。さやみかんです。

RM MODELSのバックナンバーの古本を古本屋さんでみつけましたので、今後の模型作りに役に立ちそうな記事をメモしておきます。

42号 1月 地鉄電車 屋根上209系 オハフ50 オハ50
43号 2月 屋根上311系 ウィン製キハ55の動力化
43号 3月 VistaCar 名鉄3400系850系
44号 4月 上越ローカル 丸窓電車 建造物は如何?図面付き 屋根上209系
45号 5月 機関車をもっとかっこよく軽加工
46号 6月 近郊型電車選手権 送電線用鉄塔 屋根上 E127系100番代
47号 7月 車両図解 屋根上115系
48号 8月 Nで蒸気 SL図解 屋根上115系
49号 9月 線路敷設バラスト 線路観察 国電 屋根上 新一号 EF5860
50号 10月 地鉄電車 GM建物キット組立 看板サンプル チップLED信号 LED室内灯 屋根上 新1号編成
51号 11月 屋根上 485系3000番代 鉄道員 幌舞駅
52号 12月 近鉄エースカーハンダ付け 屋根上 583系

バックナンバーを探すときの参考にお役立ていただければ幸いです。
ここまで、お読みいただきありがとうございました。

2011年6月5日日曜日

GMキット 切妻2階建ての商家 その1

工場長のさやみかんです。
ちょっとした事情からグリーマックス製の建物キットのジャンク品を入手しました。

これを並べれば、昭和風の街並みが再現できる!と盛り上がったのですが、よく見ていくと気になる部分が出てきます。

このキットの間取りを考えてみましょう。



一階部分は、半分店舗、半分住居で、二階部分は住居としてみました。
窓の位置から判断すると階段の位置が難しいです。
一応、小学校時代の近所の友達の家を参考にしています。
友達の家との大きな違いは小奇麗にまとまりすぎていること。
台所や風呂場の水回り系で裏手に増築した部分があったり、倉庫があるとそれっぽくなるのではないかと思いました。

情景用のキットなので、スペース的に仕方がないのでしょうが、表通りに面した商家は、裏手へ細長く増築を繰り返しながら続いていくような構造がそれらしく見せるポイントになるように思います。

この建物の2階は表にしか窓がありません。この点を改善しようとすると大変そうなので、裏手に6畳くらいの部屋を増築して、1階のみに水回りを増築するような改造をするといいのかもしれないですね。

今回は改造の計画のお話まででした。

ここまで、読んでいただきありがとうございました。

2011年5月31日火曜日

GMキットサハ75を原型に復元して組み立てる1

おまけやセットのあまりなどで、手持ちのサハ75のキットが増えてきたので、組み立ててみます。サハなので、長大編成にしないと使い道が難しいサハ75。最低でも4連を組まないと編成にならないのがつらいところです。

ゲートから切り離し、バリを取ります。



さらに取ります。



あらかじめ切り継ぎ加工用のラインがあります。



切り継ぎパーツと合わせてみます。



少し考えて、強度を維持することと全長が変わらないようにするためにシルとヘッダーの間だけデザインナイフで切り抜きました。




ぴったりとなるように窓の切り継ぎをはめ込みます。




ドアの跡を0.3mmのプラ板で埋めます。




ウェーブ製の黒い瞬間接着剤で隙間を埋めます。画的に汚くなってしまうのが、この黒い瞬間接着剤の欠点です。しっかりと埋まるので確実な製品ではあるのですが、灰色9号で下地塗装をするまで、仕上がり具合がつかみにくいのです。



箱状に組み上げます。





400番のドライリューブとハセガワのトライツールのノミで仕上げていきます。
ヘッダーと雨といの間が削りにくいです。割り箸に変えて、精密ドライバーの先端にドライリューブを接着した手作りヤスリのほうがいいかも。
このくらいの穴だと溶きパテのほうが確実かもしれません。


2011年5月22日日曜日

GM製ベンチレーターの取り付け方を各自工夫する

工場長のさやみかんです。

引き続きGMキットの旧型客車を製造しております。
このシリーズのキットでは、部品を共用してバリエーションを展開している都合上、キットによって、屋根上のベンチレーターの位置や種類を変えなくてなりません。

各自で指定の位置にぴったりと接着してねと説明書には書かれております。
この位置決めの作業はとても難しいのであります。

当工場でも金尺を当ててまっすぐにする、マスキングテープで仮止めするなどの工法を考えてきましたが、今回のテストでひとつの結論がでました。



指定位置に1.2mmのピンバイスで穴を開けます。
1.0mmがいいかと思いましたが、ぴったりすぎるようです。少し遊びがあったほうがいいみたいです。



GM製のベンチレーターには、タミヤの1mm丸棒から切り出した2mmほどの長さの突起を取り付けます。
ピンセットで丸棒の小片を押さえながら、タミヤの緑キャップの接着剤で素早く固定します。



さっそく屋根に開けた穴に差し込んでみます。



なかなかいい感じです。
屋根を塗装するときには、取り外せますから、例えば、屋根をジャーマングレーに塗って、ベンチレーターをニュートラルグレーに塗るという作業がやりやすくなります。





たくさん作るときは、ランナーから切り離さない状態で付けるといいみたいです。
本接着のときは、タミヤの白キャップの接着剤で位置を微調整しながら固定します。

2011年5月21日土曜日

GMキット オハフ61を作る

工場長のさやみかんです。

押入れに眠っていた旧作のGMをキットを掘り返してきました。
西日本旅客鉄道さんのN40延命工事のように塗装を剥がして、部品を交換してリメイクです。

キットのベンチレーターがオーバースケール過ぎるので、別売りのパーツに交換しました。
接着が取れないので、電動ヤスリで削り落として大工事です。

車体の色は、青やぶどう色では地味なので、派手めな津軽鉄道風の色を選んでみました。
ぶどう色だと完成品もあるので、せっかく自分で塗るのならば、世の中になさそうで現実に存在しそうな微妙なラインを狙ってみました。

車体が仕上がったところで、KATOの完成品並に車高を下げた車体と並べてみました。



やはり、少し車高が高いようです。走行の安定性を考えたら、このままでよさそうですが、腰高な感じをなんとかしたいところです。



その昔に筆塗りした床下です。適度に下手くそなあたりが自然とウェザリングになっております。




台車を支える中心の出っ張りをヤスリで削ります。削ると台車のカプラーポケットの上端が床板に当たるようになってしまうので、車端部の床板をカットし、オモリのあたりから1.2mmのプラ板で床板を延長して、カプラーポケットを避けるように加工します。




車体はタミヤのエナメル塗料のレッドブラウンでウェザリング、床下は、Mrカラーのバフを吹きつけて汚してあります。
貫通幌は、灰色9号→バフの順にぼやかしながら吹いてから、幌枠の部分のみ黒く塗ってあります。

あとは、テールランプに色さしして、車番を貼りつけたら、概ね完成です。

2011年1月9日日曜日

鉄道コレクション「第13弾」まもなく発売!?





2011年始まりました。

ということで、2011年、期待の新製品のひとつ、トミーテック鉄道コレクション「第13弾」の情報をおさらいしておきましょう。

発売日:2011年1月下旬
お値段:735円
全10種+シークレット1種

昨年の12月下旬から1ヶ月遅れの出荷の予定となっております。
生産工場のある中国での賃金の上昇とか尖閣諸島問題で通関が厳しくなったとか生産を引き受けてくれる工場がほかの商品の製造で忙しいとかいろいろと出荷遅れの原因がうわさされているようですが、本当のところはどうなんでしょうか。

秋口から年末にかけて、鉄道事業者限定の鉄コレのサプライズ発売が続いておりましたので、工場のキャパシティを越えてしまったあたりが、本音のような気もします。

お値段は、前回の12弾に続いて、735円。量販店で550円から600円くらいの定価で売られると予想します。

シークレットの混入率がこれまで変わらないのであれば、次のような割合で入っていると考えられます。
10個で1ボックスが8つ入ったダンボールが1カートンになります。この1カートン(80両)の中に2個入っている計算になります。
どうしてもシークレットがほしいみなさまは、8ボックスを出荷時のダンボールのまま購入すれば、2個は手に入る計算になります。

4ボックスで1両は手に入りそうですが、6箱買っても出ないときは出ないので、そこまで買うならば、安全策として出荷時のダンボールのまま1カートン買ったほうがいいでしょう。

出荷時のダンボールのままが、ポイントです。
あまりよいうわさを聞かない模型店では、箱の底の熱接着を温めて剥がして、内容を確認してから再パッケージするなんてことも。このようなことは、杞憂であれば、よいのですが、開封するときに余分に付いたホットボンドを見ているとせつなくなります。

では、13弾の10種のラインナップを見ていきましょう。

留萌鉄道キハ1000形
茨城交通キハ1000形
島原鉄道キハ4500形
雄別鉄道キハ49200Y形
津軽鉄道キハ24000形
同和鉱業小坂鉄道キハ2100形
鹿島臨海鉄道キハ2000形
茨城交通キハ200形
小湊鐵道キハ200形
関東鉄道キハ751形

20m級の気動車で、湘南顔のものとキハ20ベースのもので構成されているようです。

当工場としては、近代化改造された車両の非近代改造や電車化にチャレンジしてみたいです。

茨城交通キハ1000形や同和鉱業小坂鉄道キハ2100形を電車風味に改造してみたり、鹿島臨海鉄道キハ2000形や茨城交通キハ200形の塗装やライトまわりをちょっと昔の田舎鉄道風味に直してみたりしてみたいと計画中です。

こんな感じで買った直後にIPA槽へ直行させてしまうコレクションというよりも廉価キット感覚で今回も楽しめたらいいかなと思います。

2010年12月14日火曜日

鉄コレ第12弾 銚子電鉄のシークレットがでないので…

ごきげんいかがでしょうか。工場長のさやみかんです。

鉄コレ第12弾は、私鉄の小型車シリーズ。
地方中小私鉄向けの手頃な車両が多くて、とても重宝します。
何箱か買ってみましたが残念ながら、シークレットが出ません。
ちょっと残念なので、701を塗り替えて、なんちゃってシークレット気分を味わっておくことにしましょうか。

本物のシークレットの702は、ドア窓がHゴム支持で大きめになっています。また、尾灯の取り付け位置も違うようなので、雰囲気だけシークレット気分です。

使用した塗料はMr.カラーのスカイブルーとエアスペリオリティブルーです。

塗装をIPAで落としたあと、灰色9号を全体に塗って下地を整えます。
そのあと、エアスペリオリティブルーを塗り、一晩ほど乾燥させた後、マスキングを行います。
ドアの上のヘッダー部分のマスキングが少しだけ大変ですが、丁寧に貼り付けていきます。
ドアや乗務員扉部分は、シルとヘッダー上にマスキングテープを貼る前にマスキングテープの小片を貼って、凹凸をなくしておくと、吹きこみで塗装面がぼやけることがなくなります。

最後に車体全体をマスキングして屋根にニュートラルグレーを塗りました。

最後に窓ガラスを元通りに組み立てて、なんちゃってシークレットの701号の完成です。

2010年11月20日土曜日

エアブラシ塗装の8つのコツ?!

鉄道模型の塗装用にエアブラシを導入して2年くらいたちました。何度か試行錯誤を繰り返してきて、この道具を使うためのポイントがいくつみえてきたので、メモしておきます。

1)塗料の希釈は2~3倍
2~3倍とあいまいな値ですが、大雑把にこのくらいの濃度に薄めて、吹くと大丈夫のようです。

2)脂分を落とせ
手に付いた脂成分は、塗装の食いつきを悪くします。
洗って乾かしてから塗装します。

3)灰色9号で下塗り
薄塗りで塗料の発色をよくするには、下塗りは欠かせません。
溶きパテの1200番の代わりに灰色9号で下塗りをして、プラの地の色を隠してしまうとよいみたいです。


4)距離を保て!
エアブラシの先から、塗装をする車両までの距離が近くなりすぎると、霧状の塗料ではなく、液状の塗料になってしまうようです。近づけると、色が乗るのが早くなりますが、じっと我慢の子で、15cmくらいは離して、吹くとよいようです。

5)3回塗り
1回塗って、5分ほど乾かし、また、同じ色を塗ります。
また、乾かして、塗ります。
都合、3回に分けて、塗る工程です。

6)薄く塗る
薄くというのは、ホコリよりも薄くというのが目安です。
ホコリよりも薄く塗ると、ホコリが付着しても、乾燥後に爪の先でこするとポロッと取れます。
3回塗りの途中でホコリがついてしまったら、乾いたタイミングで塗る前に取るようにします。

7)マスキングは丁寧に
塗装の成功の鍵は、最初に行うマスキングです。
扉を段差を小さく切り出したマスキングテープで、埋めて段差をなくしたり、しっかりと密着させる丁寧さは重要です。

8)失敗したらIPA直行
塗装の成功率は7割五分。感覚的にこんな感じです。
厚塗りになることもあれば、ホコリがどうしても取れないときもあります。
そんなときは、迷わずやり直しの道を選びましょう。
塗りたての車両であれば、IPAプールで比較的簡単に塗料を落とせます。


エアーブラシシステム スプレーワークHG エアーブラシワイド ( トリガータイプ )

2010年11月19日金曜日

エアブラシ選びで迷ったら、ワイドでトリガータイプがオススメ

使ってみないとその使い勝手がわからないエアブラシ。
結論から申しますと、口径が0.5mmでトリガー式のタイプのエアブラシがオススメです。

それでは、その理由を説明させていただきます。

1)短い時間で塗れる
よく売られているエアブラシでは、口径の種類は、0.3mmと0.5mmがあります。
エアブラシの先端の穴の大きさの違いで、塗料の吹出し量が変わります。
丁寧にゆっくりと仕上げるので、あれば0.3mmのほうが向いていて、同じ塗料を短い時間で塗るのであれば、0.5mmに軍配が上がります。

2)塗料がつまりにくい
これも口径の大きさに関係してくるポイントです。0.3mmは、口径が細く繊細な分、同じメンテナンスをしていても、ニードルが固着したりする確率が高いようです。

3)長時間の使用でも疲れない
機械の構造としては、ダブルアクションタイプのようなボタンの配置が簡易なのでしょうが、このボタンを長時間に渡り絶妙な押し加減でコントロールするのは、かなりの熟練度が必要です。
トリガータイプならば、しっかりと握れて、人差し指でコントロールできます。

4)シングルアクションとかダブルアクションとか迷う必要がない
トリガータイプには、ダブルアクションタイプしかないようです。しかも、トリガーを引くだけで、ダブルアクションタイプの正しい操作を自動的に行ってくれます。

最初に導入するには少し高めの印象がありますが、何度も買い換えるものでもないと思いますので、ワイドでトリガータイプのエアブラシをオススメしておきます。

HG エアーブラシワイド ( トリガータイプ )

2010年11月17日水曜日

アレげな鉄道模型用語集

たまにこういう言葉を使う人がいるよねー的用語集。
リアルにいうと微妙な言葉もあるので、使用する際は各自工夫のこと。

各自工夫のこと
グリーンマックス製のキットの説明書によく書かれている言い回し。
昔のキットは、今でいう「◯◯系タイプ」のキットが多く、さらに改造用のおまけパーツ類も充実していたが、取り付けや改造は一筋縄ではなく、多大な調査と工夫が必要な状態だった。
そのような状態になるとキットの説明書には、「各自工夫」のことばが踊ったのであった。


火災車両
キットや自作した車両が歪んでいたり塗装の状態が芳しくなく、火災にあった車両のような状態に見えることから、そのように呼ぶ人もいる。

鉄コレ
トミーテックが発売する鉄道コレクションの略称。
ディスプレイモデルを基本としているが、部品の追加でNゲージ化も可能。
手頃なお値段なので、分解→再塗装の工程を経ることで簡易キットのような使い方もできる。

伊豆急100系
グリーンマックスが発売するエコノミーキットシリーズのひとつ。
多彩な前面パーツと切継部品を駆使して、さまざま形態の100系を作成できる。
しかし、側板パーツと妻板パーツの合いがよくなく、高度な調整を必要とするキット。
運転席がない側の貫通路寄の窓柱の太さに気が付くと、泥沼化するおそれもある魔性のキットともいえる。

Hゴム
鉄板に窓ガラスを固定するために使うゴムのこと。
はめ込み加工後の断面が「H」型をしているためにこのように呼ばれる。実際はガラスを保持するゴムとそのゴムを固定するゴムの2本を使って固定する。
模型では、ガラスの縁にモールドされていたり、ボディに細い線がモールドされている。
製図用品のカラス口を使うと綺麗に線が引けると言われている。
スケベゴムとしつこく下ネタにするとおやじ扱いされる。

瓦礫(ガレキ)
ガレージキットのこと。個人やサークルで少量製作し、即売会や通販などで頒布される。
大量生産されるわけではないので、希少かつ若干高価な価格設定になる。

アンレール
鉄コレ互換風ディスプレイモデルのこと。
あくまでもトミーテック非公認の互換風味であり、アンレールだか赤い電車も互換と言及していない。
鉄コレの動力が使えそうな気がしたり、鉄コレのN化パーツと部品が交換できそうな雰囲気を醸し出し、ユーザーの想像力をかきたてる。
鉄コレと比べる細部の詰めが甘いわりに価格が高めな印象。
この塗装を直そうとして、磯漬けにするとひび割れて樹脂が崩壊するらしい。

小日本
模型店兼キット製作販売のリトルジャパンのこと。中国語で、日本を馬鹿にするときに「小日本」というらしい。その事情を考慮すると英語で「かわいい日本」と訳せるこの言葉もちょっと気がかりなネーミングともいえる。

自慰
作る楽しみいっぱいのグリーンマックスのこと。ある年齢以上は、「GM」と略し、ある年齢以下は、「グリマ」と略し、ある種の世代の壁がある。
20~30年前に作られた旧型国電キットは、今見ると少し大きめな印象を受けざるを得ない。
近年の製品は、半完成品が主体となり価格が高めになってきている。

街コレ
トミーテックの建物系のコレクションモデル。
比較的安価に少し懐かしい感じの建物をライナップしている。
歪みが波打がひどいという人もいれば、味があるとか、印象的のように前向きに評価する人もいて、意見がわかれるところ。
木造の建物よりも、石造りの建物は比較的安全牌な評価が出ている。
ウェザリングがきついので、おとなしい色に再塗装すると見違えるときもある。


磯漬け
イソプロピルアルコール(IPA)に鉄コレなどの完成品を漬けて、塗装を剥離すること。
イソプロピルアルコールは、自動車のガソリンの水抜き剤や灯油タンクの水抜き剤として販売されている。
火気厳禁の揮発性のある薬品なので、取扱には注意が必要。
塗料の色や塗装されてからの時間に関係するのか、1時間から2週間くらいで剥離する。
毛先を短く切った歯ブラシでこすると塗料をこそぎ落としやすい。そのままIPAが付いたまま乾燥すると白っぽくなるので、剥離後は、流水で洗い流すとよい。
鉄コレはスチロール系の樹脂を使っているため、問題にならないが、ABS樹脂に塗料を混ぜた樹脂でできている模型はIPAに漬けるとひび割れや変形、さらに崩壊することがある。


超音波洗浄機
めがねの洗浄器。
模型の道具としては、イソプロピルアルコールやMRシンナーと共に使う塗装の剥離を補助する洗浄器として使う人もいる。
超音波洗浄機にIPA入れ、鉄コレを剥離すると30秒ほどで塗装が完全に剥離する。
MRシンナーにトミックスやカトーの完成品を入れると3分ほどで完全に剥離するが、樹脂の地を痛める可能性もある。
IPAやMRシンナーは、水を入れた超音波洗浄機の中にさらに金属製の皿を入れて使うと溶剤の準備や後始末がしやすい。
ただし、超音波洗浄機メーカーの想定外の使用法であり、長時間にわたり、イソプロピルアルコールやMRシンナーでの洗浄を続けると薬品の温度が上昇するために、危険な状態となることがある。

オク回送
不用な車両をヤフーオークション経由で必要な人の手に渡すこと。

キリスト教看板
聖書からのことばを黒字に白や黄色の文字で書いたホーロー風の看板。
「死後さばきにあう」
のようにインパクトのあるメッセージが刻まれている。
民家を地道に訪ねて設置の依頼をしているらしい。
建物の側面に設置されることが多い。
模型の建物のリアリティを上げるためにもぜひ設置したいアイテムのひとつ。

序
大型家電販売店のジョーシンのこと。
経営陣に鉄道模型好きの人がいるらしく、鉄道模型に強い家電屋さんとなっている。

出る出る詐欺
製品化予告や広告を打っておきながら、延期続きでなかなか商品が販売されないこと。同業他社への牽制として行われることもあるらしい。

2010年11月16日火曜日

鉄道模型キット製作一問一答

 これまでに手を動かしてきた結果でわかったことをQ&A形式にしてみました。


Q 塗装はグレーや白の下塗りはした方がいいですか?
A 下塗りの効果は高いです。樹脂の地の色が濃いときや白、クリーム、黄色系の色などのそのまま塗っただけでは発色がよくない(色が再現されない)塗料を使うときには必須の工程です。
 どうしても気になるのなら、本番の塗装に入る前にキット不要部品などで、下塗りをしたものとしていないものでテストすると安心です。


Q 塗装で完成後に角が削れたり、マスキングの時に少しはがれますが、良い方法はないでしょうか?

A 塗料の食いつきが良くない可能性があります。塗装する前に、薄めた台所洗剤で、キットに付いた手の油を落としてから、塗装しましょう。
 さらに、灰色9号で下塗りすると丈夫な塗膜になります。


Q 板キットの反りはどう直している?
A 数日間、重い辞典の下にキットを置いて直します。



Q いいキット造りの本は無いか?
A 「Nテク完全(パーフェクト)マニュアル―Nゲージ車輌工作テクニック完全読本」をオススメします。1999年の発売ながら、今でも通用する基本的なテクニックが押さえられています。
 さらにプラモデル的な観点から、モデルテクニクス〈1〉
もオススメです。通常のプラモデルのオーソドックスな組み立て、リアルな塗装法が参考になります。








Q エアブラシでお勧めは?
A あなたが模型製作にあまり時間が取れないのであれば、0.5mm口径のスプレーワークHG エアーブラシワイド ( トリガータイプ )
をオススメします。
 広い範囲を短い時間で塗れることと操作がしやすいこと口径が大きめなので塗料がつまりずらいことが主な理由です。
 また、全国的に入手しやすい点もオススメの理由です。





Q 切り継ぎでできた隙間をパテで埋めするコツは?
A ラッカーパテやポリパテは引けるとことが多いので、瞬間接着剤とプラの削りカスを使って隙間を埋め、MRカラーの溶きパテを使って段差を消して、割り箸の先に両面テープで貼った耐水ペーパーで根気よく仕上げると綺麗に隙間が埋まります。


Q GMの塗料以外は鉄道模型に使えるの?
A MRカラーで、近似色、代用色とすることができる色はたくさんあります。

ぶどう色2号→29 艦底色
青15号→328 ブルーFS15050
クリーム1号→313 イエローFS33531

45 セールカラー、122 RLM82ライトグリーン、70ダークグリーンあたりも使えます。
屋根色にジャーマングレー、ニュートラルグレーを使うのもオススメです。
江頭剛のNゲージ”工作”今昔―明日の模型製作のために (NEKO MOOK 1009 RM MODELS ARCHIVE)に特集があります。




Q 「おゆまる」って何?
A お湯で加熱して、柔らかくして、型を取るための樹脂のことです。
 作成した型にパテを詰めて、部品の複製品を作ることができます。
 Nゲージの模型では、床下や屋根上ののパーツを複製するために使われることが多いようです。


Q マンションに住んでる方は塗装場所どう確保してる?
A ベランダか内階段でこっそりしている人もいます。家族の理解があれば、浴室をビニール袋で養生して、使うのもありです。


Q 屋根と車体どちらを先に塗装した方が楽だろうか?
A 車体→屋根の順に塗ります。車体よりも屋根のグレーのほうが色が濃いことが多いこと、車体の塗装の失敗で剥離してやり直す可能性が高いので、このように塗ったほうが、完成へ近づきやすくなります。


Q 板キットの長所は?
A メーカーとしては、金型が安く作れることが最大のメリットではないでしょうか。ユーザーとしては、切継加工がしやすいことあげられます。


Q プラキットの接着後、何日くらい置いて塗装している?
A 理想としては1週間くらい乾燥させたほうが安心です。パテ埋め、ヤスリでの仕上げなどを丁寧にすると塗装までにそれなりの時間がかかるものです。


Q 塗料の吹き付けをするときにマスキングテープがにじまないようにする方法は?
A マスキングテープを貼ったあとに、最初に吹いた色をテープの上から吹きます。このあとで2色目を吹くとテープへの2色目の色のにじみを防げます。


Q 扉の凹みの部分のマスキングがうまくいかない!
A 扉の幅に合わせてマスキングテープを切りだして、ドアの凹み部分をなくすようにマスキングしてから、全体のマスキングをします。扉の数が増えると手間はかかりますが、仕上がりが格段によくなります。


Q 鉄コレのガラスパーツの窓枠の色を塗り直したい!
A 綿棒にMRシンナーを付けて色を落としたあと、カラス口で色をさすと仕上がりがいいようです。


Q 金太郎塗りの曲線部分のマスキングの方法はどうすればいいのですか?
A 金尺の端っこの曲線部分や硬貨の曲線を使って、マスキングテープを切りだすとそれっぽいラインを出せます。


Q モデラーズのさらさらタイプの接着剤が売っていなくて困っている!
A グッドスマイルレーシングさんから同等品が出ています。
http://www.goodsmileracing.com/products/gsr_mss/mss_01.html

2010年6月29日火曜日

ひだまり荘っぽい学生向けアパートを作る その2

姫ノ沢工務店のさやみかんです。

ひだまり荘っぽいアパートの続きを進めます。今回は屋根です。これはちょっと難物の予感。



ひだまり荘のこの屋根、雨水の排水機能から考えるととても効率の悪い形態をしています。
主に北海道で普及しているスノーダクト式の屋根を想定するとこの形もありかと思ったのですが…。


屋根の真ん中に向かって、雨水を流す方式です。これは、ヒーターを使って雪を溶かす極寒地向けの装備なので、ひだまり荘的にはあり得ない感じがします。


近所でひだまり荘っぽい形とカラーリングの屋根を見つけたのですが、これは鉄筋コンクリート建築。
昭和40年代後半から50年代前半にかけて流行った様式です。

おしいけど少し違います。

困っていたところまたまた中戸電気鉄道さまの不動産部門から、資料が届きました。
うめてんてーを集めた動画を探せば、屋根上の描写があるのではとのことで、屋根上の動画とどきました。

やはり、周りのオレンジ色の部分は飾り屋根で、上の平らな部分は防水シートを貼った防水屋根になっているみたいです。
このタイプの屋根だと建物は鉄筋コンクリート造のほうがしっくりきそうな気がします。
微妙な傾斜をつけるのならば、外側の飾り屋根が構造的に邪魔になるし、なかなか実際に作るとしたら、大工さんが嫌がりそうなつくりです。

(つづく)

2010年6月27日日曜日

ひだまり荘っぽい学生向けアパートを作る その1

姫ノ沢工務店のさやみかんです。

今回は、中戸電気鉄道さまの不動産部門からアパートのご注文をいただきましたので、早速、検討にとりかかりました。

先方のご希望をまとめますと2階建てで部屋数が合計で6部屋、家賃は45000円くらいにしたいとのこと。
立地は学校の近所で主に学生さんが住むことを想定としたアパート経営を行うそうです。

ちょうどよさそうなプロタイプを検討してみたところ、軽量鉄筋構造のアパートで探してみました。











Google先生ってこんなときに便利です。軽量鉄筋構造のアパートが参考例がみつかりました。



そうこうしているうちに先方さまから資料がそろったよと入電!
届いた資料はこちら…。



ひだまり荘!

最初からそういいなさいという野暮なツッコミはおいておいて、具体的な設計に入っていくことにしましょう。



ベランダ側から見ると各部屋に窓が等間隔に並んでおります。
その特徴とこれまでの記憶をたよりに部屋の設計図をおこしてみました。



居間は8畳くらいで、玄関から廊下兼キッチンになっている感じを再現してみました。

この状態で玄関側を想定してみると、ドアが均一の間隔に並ばないような感じがします。



少しだけ内部の設計図を修正してみました。
風呂場とトイレの換気扇はどうなっているのだろうという微妙な疑問点がのこりますが、目をつぶっておきましょう。



キッチンの通路を広げて、部屋も30cmほど広くしてあります。



そして、3部屋分に複製してみました。
配管の都合を考えると、真ん中の部屋の浴室・トイレ側とキッチンを入れ替えたほうが現実的かもしれませんが、各部屋の印象的な記憶に忠実にということでこのままにしておきます。

つづく