2011年8月21日日曜日

クモハ40の編成と所属と車番について

こんにちは、こんにちは。さやみかんです。

リトルジャパンさんのクモハ40半流キットが鉄コレ動力仕様で再販されました。
これを組み立てたときにどの地域のものにすればいいのか調べてみました。

まず、前面形状が丸みを帯びた「半流」ですから

クモハ40の057以降080までの番号が該当します。戦前の仕様で作るのであれば、このすべての番号が使えそうです。

しかし、片運転台のクモハ41に改造された車両、戦災で失われた車両がありますので、戦後の仕様で作るとしたら、番号がかなり限られます。

057 戦災廃車
058 モハ41105に改造 戦災廃車
060 戦災廃車
062 戦災廃車
063 戦災廃車
064 モハ41111に改造 戦災廃車
065 モハ41112に改造
066 モハ41113に改造
068 モハ41115に改造 戦災廃車
069 モハ40800に改造 
070 モハ41117に改造
075 モハ41122に改造
078 モハ41125に改造
079 モハ41126に改造
080 戦災廃車

戦後の活躍として作成できるのは次の車番になります。

059 東オメ 青梅線 ブドウ色
061 東オメ 青梅線 ブドウ色
067 東フナ 横須賀線 ブドウ色
071 東ミツ 下河原線 東京競馬場前 ブドウ色
072 東オメ 青梅線 ブドウ色
073 東オメ 青梅線 ブドウ色
074 東ミツ 下河原線 東京競馬場前 ブドウ色
076 金トヤ 富山港線 青色22号
077 東フナ 横須賀線 ブドウ色

このように調べてみると、クモハ40の半流として作れるのはかなり限られてきます。
水色の旧型国電に仕上げようと思うと076の金トヤになります。大垣にいたのは、平妻タイプになるんですね。奥が深い。

参考資料は、「ガイドブック最盛期の国鉄車輌 (1) (NEKO MOOK (717))」です。