2009年9月20日日曜日
セクションレイアウト90cm 単線交換駅プラン
90cm×30cmのボード上に展開した一番簡単に思いつくプランです。
単線の交換駅に対向式のホームが設置されています。
強いて特徴を挙げるとすれば、本線がそのまま高速通過できる一線スルー方式の配線になっているということができます。
一線スルー方式は、国鉄が分割民営化されたあと、ローカル特急の高速化を目的として、交換駅の改良工事としてこのような配線に改められた駅があります。
退避する普通列車は、上り列車も下り列車ともポイントの分岐側の線路で、特急の通過を待ちます。
通過する特急列車は、ポイントの本線側をできるだけ減速しないように高速で通過します。
通過する側も分岐になる配線だと駅を通過するために例えば35km/h以下に速度が制限されることになり、たとえ高速な新型車両を投入してもその実力を発揮できなくなります。
もう一点こだわりたいポイントしては、4両編成の列車が入線できることです。
できるだけ長い編成の列車を走らせたいところですが、レイアウトとして一定のスペースを必要とするものを作ると長い編成を入れるためには、かなり広大なスペースが必要になります。
4連の列車ならば、なんとか狭いスペースでも楽しめるのではないでしょうか。
短いならば、3連でもいいのではと思うかもしれませんが、国鉄型の車両は、最低でも4連で運用するに作られた車両が多いのも事実です。
特に2両の電動車に機器を分散して、2両ユニットで編成しなくてはならない形式を導入する場合は、このユニットの両端に制御車を連結するわけで、最低でも4両編成になってしまいます。
3両にするのであれば、制御電動車になっている車両を用意するか、車両を改造して制御電動車として入線させないとリアリティが落ちてしまいます。
趣味の模型なので、そこまで考えなくてもいいという考えもありですので、楽しみ方によっては、そこまで気にしなくてもいいのかもしれません。
■このプランで使用したレール
KATO製ユニトラック
ストレートレール:
3本 <20-000> S248
2本 <20-091> S29
1本 <20-020> S124
カーブレール:
2本 <20-160> R481-15
ポイントレール:
1本 <20-221> 4番 R (1)
1本 <20-220> 4番 L (1)
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