姫ノ沢工務店のさやみかんです。
ひだまり荘っぽいアパートの続きを進めます。今回は屋根です。これはちょっと難物の予感。
ひだまり荘のこの屋根、雨水の排水機能から考えるととても効率の悪い形態をしています。
主に北海道で普及しているスノーダクト式の屋根を想定するとこの形もありかと思ったのですが…。
屋根の真ん中に向かって、雨水を流す方式です。これは、ヒーターを使って雪を溶かす極寒地向けの装備なので、ひだまり荘的にはあり得ない感じがします。
近所でひだまり荘っぽい形とカラーリングの屋根を見つけたのですが、これは鉄筋コンクリート建築。
昭和40年代後半から50年代前半にかけて流行った様式です。
おしいけど少し違います。
困っていたところまたまた中戸電気鉄道さまの不動産部門から、資料が届きました。
うめてんてーを集めた動画を探せば、屋根上の描写があるのではとのことで、屋根上の動画とどきました。
やはり、周りのオレンジ色の部分は飾り屋根で、上の平らな部分は防水シートを貼った防水屋根になっているみたいです。
このタイプの屋根だと建物は鉄筋コンクリート造のほうがしっくりきそうな気がします。
微妙な傾斜をつけるのならば、外側の飾り屋根が構造的に邪魔になるし、なかなか実際に作るとしたら、大工さんが嫌がりそうなつくりです。
(つづく)
2010年6月29日火曜日
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